イベント、キャンペーン、地域おこし、名産品の紹介などに大活躍しているゆるキャラ。子どもはもちろん、いえ大人にこそ人気沸騰中。ゆるキャラ同士の交流も盛んで、お友だち関係もいろいろだ。先ごろ話題となった映画『翔んで埼玉』の試写会でも舞台で顔を合わせたそうだ。あなたの周りにいる愛すべきゆるキャラは？

カパル（志木市）
　カッパ"の「カ・パ」と "所属している志木市民会館パルシティ"の「パ・ル」を掛け合わせた名前。ゆるキャラ○Ｒグランプリ２０１８「ご当地部門」グランプリで第１位を獲得し、一躍有名に。いまや全国にファンを持つ。志木市内に伝わる河童の民話をもとにいち早く誕生していたが、なぜか10年もの間お蔵入り。復活三次元化してからは地上に光臨、急に脚光を浴びることとなり、振舞きゅうりをしながら飛び回る「キモヲタカッパ」として人気を集めている。数々の賞を獲得し、ゆるキャラで構成されるバンドではベースを担当。全国ライブツァーに出かけるなど大忙しだ。地元では市民祭りに出演するほか、出没情報はホームページで確認できる。たまにお散歩に出かけることがあるので、出会えたらラッキー。市民会館パルシティでグッズが買える。


ゾウキリン（新座市）
誕生日：２月13日
新座市で発見された日：２０１０年９月10日
新座市で捕まった日：２０１０年11月１日
　
　市制施行40周年記念の年に、観光都市にいざづくりのスローガン「 雑木林とせせらぎのあるまち新座」を周知させるイメージキャラクターとして誕生。"雑木林（ゾウキバヤシ）"を"ゾウキリン"と読み違え、新座があまりにも居心地がいいので住みついてしまったという。ゾウとキリンが合体したような不思議な生物で、コロンとした体型には親しみがわく。一人称は「オイラ」、語尾に「ゾウキリンだゾウ」というふうに「〜ゾウ」とつけるらしい。穏やかで、心優しい性格。バスのラッピングやマンホールにも描かれているので探してみてね。鍵盤奏者ＨＡＹＡＴＯ作詞・作曲の『ゾウキリンのうた』もある。４月６日(土)に行われる黒目川ウォーキングに現われる予定。出没予定は新座市のホームページで確認を。


ぽぽたん(朝霞市)
　黒目川のほとりに咲くたんぽぽから生まれたぽぽたんはタンポポの妖精。タンポポの綿毛のようにふわふわなので触るとやわらかくて癒される。花まつりや彩夏祭など朝霞市の４大まつりには必ず登場。４月６日(土)の黒目川ウォーキングの日にはＪＲ北朝霞駅で会えるはず。会えたらそっと触れてみてね。市内循環バスわくわく号に描かれているほか、和菓子やキーホルダーにもなっている。ぽぽたんの夢は朝霞の魅力を世界じゅうに届けること。

わこうっち ＆ さつきちゃん（和光市）
　和光市のゆるキャラはかわいい系で、イチョウの妖精「わこうっち(男の子)」と、さつきの妖精「さつきちゃん（女の子）」。志木のカパルとは旧来のお友だち。わこうっちの住まいは市内の長照寺で、好きな食べ物はぎんなん。５月26日に和光市役所前の広場で行われる緑化まつりで必ず会える。幼稚園や高齢者施設への訪問も行っている。遠くは姫路までも遠征した。友だちのように、子どものように、孫のようにかわいがってね…とのこと。

ねり丸（練馬区）
　練馬区公式アニメキャラクターで、「アニメのまち練馬区」を国内外に広くＰＲするため生まれた。名前は練馬の「ねり」と愛らしく丸みのある容姿が由来。日本のアニメ発祥の地練馬から世界中に希望や未来を発信し、多くの情報をキャッチするために頭にアンテナがついている。いわば練馬のスーパーヒーロー(自称)だ。石神井公園で行われる照姫まつりなどの区イベントに出演している。本庁舎正面入口には練り丸を象った郵便ポストがある。












<タウン>
おうちカフェ ８５８５
　大泉のシンガーソングライター久保田啓子さんの娘さんである靖子さんが始めた店。南大泉の自宅を改装し免許も取得、自慢のオムライスを5種のソースで提供する。月替わりのソースやデザート、ドリンク、おつまみも。「みなさんの憩いの場になれば」と靖子さん。8585は靖子の略。わずか7席なので予約が確実。11〜16時　水･日定休。練馬区南大泉1-2-8(ﾊﾞｽ停西村から3分)
TEL090-8501-0599

<郷土の歴史>
桜株通り　
　新座市菅沢からあたごに通ずる道路に「桜株通り」という名称がついているのが気になって調べてみた。菅沢側に交わる道路は志木街道と呼ばれるが、かつての奥州街道である。その道を通って鎌倉から奥州征伐に向かったのが八幡太郎義家こと源義家。義家お手植えと伝わるヤマザクラが30年ほど前まであったという。おそらく何代目かの桜と推測される。その桜の大木からイメージして通り名「桜株」がつけられた。今では道標のような古い石碑が立つばかりである。

<講演会>
「原発事故から8年福島における小児甲状腺がんの多発」4/21 ココネリ
　チェルノブイリ原発事故から33年。被災地では次世代の子どもにも健康被害は続いている。一方、8年が経過した福島原発事故もいまだ収束していない。事故現場は危険にあふれているというのに、政府は有害無益な除染を行い、避難指示を解除、20mSv帰還政策を強行し、小児甲状腺がんが数十倍に多発していても被ばくとの関係は考えにくいという。では今、市民はなにをすべきか？チェルノブイリ子ども基金は、原発事故以降姉妹団体「未来の福島こども基金」を通して福島の子どもたちの支援も行っている。講師/医学博士･崎山比早子､フルート演奏/吉原りえ。情報欄参照

<タウン>
桜アヴェニュー　　　　
花の季節を過ぎても大泉学園通りには桜が咲いている!? 学園町商店会の店舗が並ぶ都民農園界隈に桜の街路灯が新設された。花は散ってもバス通りの街路灯でお花見ができる。気をつけながら「上を向いて歩こう〜♪」。

<タウン>
トーユーボー 鈴美 in 6月
しばらく休んでいた新座栄５丁目の陶遊房がまもなくリニューアルオープンする。主宰は陶芸家で彫刻家の菊地吉紀氏。陶芸教室のほか、ギャラリーとしても使用。作品の販売も行う。サミット駐車場入口を過ぎ、１つ目の十字路の先、左側。新座市栄5-3-30（サミットストアから徒歩5分）　080-2240-8629(菊地)