■特集 大泉ポルボローネ物語 |
暑い夏にはなんといってもかき氷。一年中かき氷を注文できる店が大泉学園駅の南口にあった。それは「華樓(ガロ)」。なかでも絶品だったのが小豆ではなく金時豆をたっぷりのせた宇治金時と自家製シロップをかけた氷いちご。店はまるで甘味処みたいなのに洋菓子もナポリタンもある。そんな華樓を思い出させる夏が来た。
しかし、バトンは渡された!
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■ぶんか村エッセイ124 |
練馬上石神井に何度も通ったわけ 松原健之(歌手) まつばら たけし 1979年静岡県袋井市生まれ。2005年「金沢望郷歌」でデビュー。第1回日本演歌歌謡大賞優秀賞、第50回 日本有線大賞有線奨励賞、2018年度日本歌手協会最優秀歌唱賞受賞。松原の「松」は詩人・松永伍一の「松」、健之の「之」は作家・五木寛之の「之」から五木寛之が命名。ふくろい未来大使、稚内ふるさと大使、T・ジョイ稚内名誉館長 2001年11月18日、石川県の内灘町で行われる内灘砂丘フェスティバルに向かう飛行機の中で隣り合わせだったのが詩人の松永伍一先生との初めての出会いでした。小松空港に着くと松永先生は出迎えた五木寛之先生と内灘海岸を歩いて即興詩を作り、午後の舞台で発表されました。そして僕は内灘愁歌という歌を歌いました。 翌日、五木寛之先生の案内で、松永先生と金沢の街を歩き、午後の飛行機で東京に帰りました。 別れ際に、松永先生は「今度練馬の我が家に遊びにおいで」と。それから僕は上石神井のお宅にお邪魔しては、様々なお話を聞かせて頂きました。2002年に「たけしのために」と書いて下さってそのままになっていた「蛍よ」という詩にメロディーがついて、2021年に発表することができました。 きっと松永先生も天国から、「まずまずの出来じゃない?」と笑ってくださっていることでしょう。 コロナ禍が続き、未曾有の災害が、そして、戦争が…と大変な世の中になりました。 松永先生が残してくださった「蛍よ」が、平和をもたらす歌になってくれたらなぁと祈りながら、これからも歌って歩きたいと思っています。 ※特集面・情報欄に関連記事有 |
■おでかけ情報 |
時節柄、あらかじめお確かめの上お出かけください。定休日が祝日のときは翌日が休みとなることなどもあります。 ●牧野富太郎生誕160年記念特別展 ●ちひろ・花に映るもの ●シアトル→パリ 田中保とその時代 ●田子山富士築造150周年・ ●松原健之コンサートツアー2022 ●清水かつら記念第19回日本歌曲歌唱コンクール ●イープラスpresents ●映画「異動辞令は音楽隊!」 ●東京演劇アンサンブル公演 ●道場町内会 灯明祭り ●日本の中のマネ ●演奏だけでなく絵も人気! ●世界音楽冒険記 LIVE!「アイルランドの音楽」 ●埼玉フィルハーモニー合唱団 ●プッチーニ作曲 オペラ「蝶々夫人」 編集後記 新潟開催の展覧会に向かう途中、新幹線で偶然隣り合わせたのが歌手の松原健之さん。練馬や新座にご縁があると伺いエッセイをお願いしました。快諾してくださり感激!みなさんも応援してくださいね。
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■Supporters |
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